学校の先生は忙しいものですが、作業をどんなに効率化していっても残る面倒なものの中に、テストの採点があります。クラスの人数が30人もいたのなら、一つのテストで答案が30枚あり、それぞれに同じ採点をしなければなりません。この面倒な作業が定期的に発生する上に業務の一部でしかないのですから、先生は大変な仕事です。校長などの管理出来る立場なら、そういった作業を少しでも軽減出来る仕組みを考えるべきでしょう。

自動採点システムはそのうちの一つで、採点を自動化してくれます。実際にはロボットが全て判断してくれる訳ではなく、一つのテストにつき一回は正解を入力しなければなりません。それを文字認識機能で判断し、残りの29枚をチェックしてくれるのです。自動採点システムは完璧ではないのですが、その完璧でなさは手書きの文字を読み取れないところから来る為、生徒に指導しておいて綺麗な字で書くようにしておけば一定の成果は得られます。

生徒にしてみても汚い字で解答を書くとそれが理由でバツになってしまう訳で、それぐらいの努力はしてくれるでしょう。この様に完璧とまではいかない自動採点システムですが、実際に使って軌道に乗ってみると非常に効果が上がることが分かるはずです。ソフトウェアなので一度買ってしまえばずっと使えますし、少しでも先生の手間を減らしたいと考える校長がいたら、導入を検討してみると良いでしょう。長く使うほどコストパフォーマンスが向上するのですから。